高度技術と専門性の高さで安定経営
大正電設は、 PLC(プログラマブル ロジック コントローラ、通称シーケンサ)を駆使する高度な自動制御技術が評価され、四半世紀にわたり日本全国のお客様に高品質で安定稼働する自動制御盤をお届けしてまいりました。
PLCは、各種焼却施設の炉や、工場等の生産設備などに使われるほか、自動ドアやテーマパークのアトラクションなど身近な機器にも欠かせない重要なものです。
大正電設はPLC(シーケンサ)の設計から製造、施工、そして保守までトータルに対応可能な、優れた人材と設備を備えて、お客様ニーズに応えています。
業務例:ソフトウェア プログラミング
制御を行う機器や設備の特性や、ユーザーニーズを理解し、最適なPLCをプログラミングします。回路の理解やコーディングノウハウに加え、制御を行う設備に関する幅広い知識と、よりよいシステム構築のための独創的な発想力が求められます。
また、制御用プログラムだけでなく、管理用プログラムなど関連ソフトウェアもお客様のご要望やニーズに応じて自社開発します。そのため、シーケンサに限らず、多様なプログラミングを習得することができる職場環境です。
制御盤設計の流れ(例)
Step1 お客さまニーズのヒアリングとお見積り
お客様から仕様書などの関連資料をお預かりし、制御を行う設備の特性やお客様が求める機能、品質レベルなどをヒアリングします。伺った内容や資料をもとにお見積りを作成します。お見積りはシーケンスソフト開発費、電気図面設計コスト、制御盤製造コストなどの明細をつけ、透明性の高いコスト情報をお客様に提供します。
Step 2 仕様詳細打ち合わせ
見積もり後、再度打ち合わせを行って、お客様のお考えの仕様や機能、品質と当社の理解が合っているか、イメージの共有を行います。このステップを怠ると、製造後の大幅な手戻り処理が発生することもあるので、入念に打ち合わせます。
Step 3 図面設計とシーケンスソフトの開発
まずは電気設計を行います。電気回路図や外形図、部品図などで構成される電気図面を作成し、お客様にご覧いただきます。ご確認後に、PLC(プログラマブル ロジック コントローラ)通称シーケンスソフトを開発します。ソフト開発は、制御盤のハードウェア製造部門と同期をとりながら最適スケジュールで進行することが重要です。
Step 4 評価テスト
検査機器を使用して社内でシーケンスソフト等の動作を評価したのち、お客様にもご足労いただき品質を確認していただきます。
Step 5 設置と確認
お客様先への設置施工作業に立ち会い、設置後は実際に設備を稼働させてテストを行います。
現場の状況により、図面の修正等が発生するので、後日それらを反映させた最終図面をお客様に納品します。
業務例:制御盤製作
お客様のご要望や、制御を行う設備の特性に合わせて、最適な制御盤の製造を行います。自社設計のため、設計部門と密にコミュニケーションを取りながら、効率的に製作することができます。電気回路やスイッチ類に関する知識は必須です。
制御盤製作の流れ(例)
Step1 ケースの製作
設計部門から説明とともに設計図面を引き継ぎ、主に板金加工と塗装で外装ケースの製造を行います。次に、各種部品を取り付けられるように、必要な穴あけやデバイス打ち(部品名称をシールに打ち込む作業)を行います。
Step 2 配線と部品のレイアウト
ブレーカーやリレー、シーケンサ等の電気部品を取り付けたのちに、回路図に従って各部品への配線を行います。配線は十分な増し締めを行い、端子カバーの取り付けなどを確実に行わないと、不測の事故や故障の原因となるので、入念なチェックが必要です。
Step 4 評価テスト
検査仕様書に基づき、配線や部品が回路図通りに配置されているか目視で確認し、さらに通電しての検査を社内で行います。その際、お客様に当社へお越しいただき確認する事もあります。
Step 5 設置と確認
お客様確認時にご要望があれば、修正作業などを行います。
完成後は清掃、梱包の後に出荷を行います。
設置作業は施工担当部門が行いますが、場合によっては製造チームも設置場所に出向いてサポートすることもあります。
業務例:計装工事
自社製造の制御盤の設置はもちろん、FA(ファクトリーオートメーション)用設備や、受配電設備をはじめとする関連する各種電気設備の施工を行います。業務を通じて学びながら、電気工事士や電気工事施工管理技士などの資格取得に挑戦することもできます。